ロタ島について
サイパン島の観光コースとしてよく見られるのが、ロタ島観光です。
ロタ島は、サイパン島と同様、アメリカ合衆国の自治領のひとつである北マリアナ諸島の島のひとつです。面積は85平方キロメートルです。北にテニアン島、南にはグアム島があるという位置関係にあります。
サイパン島、テニアン島と並び、ロタ島もマリンスポーツやスキューバ・ダイビングなどが人気です。
これはミクロネシアの島々全体にいえることですが、観光産業が収入源となっています。多くの日本人旅行者も訪れます。
ロタ島は、一時期、日本の支配下にあったこともあります。歴史的には、スペイン、ドイツによる統治があり、1914年に日本が占領しました。これは、赤道以北の南洋諸島を日本が占領したことに因ります。その後、1920年には国際連合の委任統治領ともなりました。
ロタ島は、近隣のサイパン島やテニアン島に比べて開拓が遅れました。それでも1935年にはここに製糖工場が完成しました。これにより砂糖の生産が開始されることになりました。しかし、長くは続かず、3年余りで操業は停止してしまったといいます。
戦時中には幸いにも地上戦が行われなかったことから、周辺から孤立した状態のまま終戦を迎えました。
戦後は、国際連合によるアメリカ合衆国の信託統治下となりました。そして、1978年にアメリカの自治領となり、今に至ります。
現在でも、日本統治時代を思わせる赤煉瓦造りの製糖工場跡や、太平洋戦争時の旧日本軍の砲台跡などが残存しています。