エジプトの水について
エジプトの夏の暑さといったら、中途半端な暑さではありませんよ。
日本の夏を知っている人なら驚きます。汗をかくような暑さではないのです。
どうして汗をかかないのかなと思っていたら、汗をかかないのではなくて、汗をかいているけれども、汗が肌から出るやいなや、外気の暑さですぐに蒸発してしまっているのです。
日本ほど外気の湿度が高くありませんから、発汗してすぐに大気中に蒸発してしまうのですね。
ですから、体感的に見れば、日本の夏よりも数段心地よい感じがすると思います。
ただ、身体へのダメージは相当なものがありますので、水分補給などは小まめに行ったほうが良いでしょう。
汗をかかないから大丈夫と思わずに、小まめに水分補給して、脱水症状を引き起こしてしまわないように注意する必要があります。
それでは、エジプトでの水分補給の方法には、どのような方法があるでしょうか?
エジプトの飲料水は基本的にナイル川から供給されます。
当然、浄水場を経て水道へとくるはずなのですが、この水道管が赤錆びていたりして、綺麗な水を得ることがなかなか出来ません。
大きなホテルだとしても、バスタブに水をためていたら、いつのまにか赤くドロドロの水がたまっていたということもあります。
エジプトでは路上のあちこちに素焼きの壺が置かれ、水道水が入れられています。この壺はジィールと呼ばれます。
素焼きなので絶えず、水が外に滲みだし、外気の熱で水蒸気となります。これによって気化熱が奪われ、中の水を冷却するという仕組みになっています。
昔は、素焼きの壺をろ過して下にしたたる水を飲んだといわれますが、現在は、壺のなかの水をすくって飲みます。
現地の人たちは、備え付けのコップを使って、このジィールからすくって飲んでいるようですが、観光客にはおすすめできるものではありません。
おそらく翌日にはトイレから出られなくなります。
観光客にとっては、チャイを飲むのが一番良いのではないでしょうか。しかも現地人のように熱いチャイを飲むことをおすすめします。
あとは、暑い時間にはフラフラと外を出歩かないことほうが良いでしょうね。