ベリーダンスについて
カイロなどのような、エジプトの都会のナイトクラブでは、ベリーダンスと呼ばれる官能的な踊りを観ることができます。
ベリーダンス自体はみたことがある人もいるかもしれませんね。
イスラムの女性は、父親と夫以外の男性からは、隔離されるように生きています。
そんなイスラムの国でありながら、ベリーダンスは、不思議と思われるほどセクシーな踊りです。
実際、保守的なイスラム教徒はベリーダンスの廃止を求めています。ところが、現実では、需要が批判を上回っている状態のようで、なかなか廃止にまでは至らないようです。
ベリーダンスは中近東が発祥の地といわれ、エジプトに限らず、トルコなどでも、さらにはギリシアなどでも観ることができます。
古代エジプトのクレオパトラも踊ったと伝えられています。
ベリーダンスのベリーは、belly(腹部)の意味です。ですから、おなかの動きに特徴があります。
どうしたらこんなに動くのだろうか、と思うほど、腰やお腹を実に見事に動かします。
中近東諸国では、ベリーダンスという名称ではなく。オリエンタル・ダンス、またはラッカス・シャルキーと呼ばれているようです。
これは良く知られていないように思いますが、ベリーダンスには子孫繁栄の意味があるということで、結婚式で披露されることが多いようです。
レストランやナイトクラブ、そのほかナイル川をくだるクルーズ船などでも、ショーの一環として披露されます。
生演奏でいよいよ場が盛り上がる頃になると大抵、大きく胸をはだけて、腰までスリットの入った、透けるようなセクシーな衣装をまとったダンサーが登場します。
何かに憑かれたようなその踊りは、観ているものの心に迫るものがあります。
演奏される音楽の異国的なムードもまた、この踊りの欠かせない魅力です。