庶民の食文化
インドネシアでは、大都市部においては富裕層や外国人を対象とする高級レストランも少なくありません。
しかし、一般庶民はクダイ、あるいはワルンと呼ばれる小食堂で食事を楽しむのが普通です。
観光客としては、衛生上の問題が気になることから手放しにおすすめは出来ません。そこで出される料理は高級レストランに引けを取らない美味しい料理が多く出されます。
実際、われわれ外国人である日本人にとって、クダイやワルンという小食堂で食事をすることは、インドネシア庶民との絶好の交流の場になるでしょう。
小食堂のほかにインドネシアの重要な食文化として、「カキ=リマ」と呼ばれる屋台があります。カキは脚、リマは五を意味しています。二輪の屋台、それを引く人の二脚、屋台を止めたときのつっかえ棒が1本、合計5本の脚があるからです。
カキ=リマで食べられるのは、サテ(焼き鳥)、ミ(そば)、ナシ=ゴレン(チャーハン)、ソト(スープ)などさまざまです。庶民が気軽に楽しめる軽食といえるでしょう。インドネシアの代表的な外食産業です。
バリ島で1番の標高を誇る、アグン山をひかえたキンタマーニ高原では、涼しい風が吹きぬけており、美しい湖が眼下に広がる、実に素晴らしい景色を楽しむことが出来ます。
このような景色を眺めながら、串焼きなどの郷土料理を地元の人びとに混じっていただくとき、本当にゆったりとした気持ちになれることでしょう。
バリは小さな島です。夕日が沈む海を眺めながら、お供え物を頭に載せていく女性を見ていると、せわしい日本での生活を一瞬でも忘れることが出来るかもしれません。